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歯周病は薬で治せないのか

歯の生活習慣病と言われている歯周病は今や多くの日本人がかかっており、老化現象の一つとも考えられています。

そんな歯周病が薬で治るとしたらこんなに素晴らしいことはありませんよね。

歯周病を薬で退治する方法として最近注目されているのが3DS(ゲーム機じゃないですよ笑)という治療法です。

これは歯周病を引き起こす四種類の悪玉菌の数を健康的なレベルにまで落とすというものです、手順は以下のようになります。

  1. まず、歯型から取ったマウスピースを作ります。
  2. そのマウスピースに薬を塗って1日五分間、歯に被せて除菌パックをします。
  3. 最後にマウスピースを外してうがいをすれば終わりです。

たったこれだけです。

これを一週間続けると八割方の患者さんが口内の歯周病菌の数が健康レベルまで低下し、歯の腫れや出血が収まるというから驚きですね。

使う薬剤は殺菌作用のあるジェル状の歯磨き粉やうがい薬にも使われるヨード、抗菌薬などが主流ですが、最近では乳酸菌の可能性も検討されています。

「こんなに凄い方法があるならいますぐ自分もやりたい!」と思った方がいるかもしれませんが、残念ながらこの3DSは本来基本的な歯周病治療が終わった後に行う治療法です。

歯周病治療が終わった患者に唾液検査をして歯周病菌の数が健康レベルに達していなかった場合に行われるものです。

つまり、唾液検査によって歯周病のリスクを判定してその人にマッチした薬剤で科学的に歯周病の進行を防ぐ方法といえるでしょう。

この方法は元は虫歯菌の除菌を目的に考案されたものなので、歯周病治療だけでなく、当然ながら虫歯予防にも効果的です。

虫歯でも悩んでいる人にはまさにうってつけの治療法ですね。

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